家族・子育て

乳幼児に流行りの風邪

突然高熱を出した2歳の息子

2021年7月

今、乳幼児に流行っているのは高熱が続く風邪だそうです(かかりつけ小児科医談)

少し前はRSウイルスの感染が流行っていましたが、それも落ち着き、最近は来院する患者(乳幼児)のほとんどは原因不明の高熱なのだとか。

息子は昨日の夕方まで元気だったのですが、突然床に転がって「つかれた・・・」と動かなくなり、熱をはかると38度台が出ていました。

息子の症状と経過

夜中は何度も泣いて起き、母子ともに熟睡できず(今思えば、座薬が手元にあったので入れてあげればよかったです)

朝イチで病院に行き、粉薬と座薬をもらうも、「何も食べない、もうねんねする!!」と大泣きして11時から17時までずっと寝ていました。

今までは、熱を出しても「ねぇ、本当に熱あるの?」と疑いたくなるほど元気に遊んで過ごしていたので、初めての事にとても心配になりました。

ずっと寝ていると言っても、1時間おきに泣いて起き、敷布団がびしょびしょになるほど汗をかいて全身とても暑かったです。

これはマズイ、と本能か母の勘が動いたのか、すぐに座薬を入れると、30分も経たずに苦しそうな呼吸が落ち着き、まとまって眠ることができました。

結局、息子の機嫌が落ち着き、笑顔が見られるようになったのは、翌日である今日の夕方でした。

と言っても熱は38度のままでしたが、食欲があって水分もしっかり摂ってくれたので、ここでようやく安心する事ができました。

病院に行くタイミング

以前の私は、子ども達に少しでも風邪の兆候が見られたら病院に連れて行っていました。

特に金曜、土曜の場合は、病院が休みの時に悪化しては困ると判断して、様子見でもいいのでは?と思う状態でも連れていくほどでした。

最近になってようやく子ども達の体調不良(主に風邪)に慣れ、現時点でこの感じならきっとだいじょうぶ、病院に行くまでもないなと素人ながら判断できるようになりました。(正しいかどうかは置いておいて)

実際に、病院に連れて行っても症状を緩和する軽い薬が出されるだけで、基本的に自然治癒を待つという対応が多かったのも理由の一つです。

今回は、息子の様子が今までと違うので、すぐ病院に連れていこうと決めました。

完全に経験に基づく勘です。

不安になってネットで答えを見つけようとする事もあると思いますが、子ども達は一人一人個性があります。風邪のひき方も体力も弱いところも。

心配なら私のようにたくさん病院に行っても良いと思います。

たくさん同じ先生に診て貰えば、先生にも子どもの事を知ってもらえるし、親も病院での経験値が増えて、色々な対応がスムーズにできるようになりますよ。

かかりつけ医選びの重要性

私が頻繁に病院に行くことをやめたのは、信頼するかかりつけ医の先生に質問して、納得のいく回答をもらった事も大きいです。

我が家のかかりつけ医がいる病院は家から車で10分とそれなりに距離があります。

我が家は車を持っていないので、遠距離の移動はカーシェア(カリテコ)か、タクシーです。

子ども達が体調不良になった場合、私が2人を連れて病院に行くのですが、100%タクシーを利用します。

近くにも小児科はありますが、片道1,000円の交通費をかけてでも、信頼できる小児科に行くべきだと私たち夫婦は考えています。

なぜなら、絶対的な安心感があるから。

少しでも「あれ?大丈夫かな?」と思うと、せっかく苦労して病院に行ったのに、帰宅後も不安になってネット検索して貴重な時間を費やしたり、ソワソワ落ち着かない気分が続いてしまいます。

小児科は今後もずっとお世話になる場所。子どもだけでなく、親のケアもしてくれます。

そんな大事な病院選びを近いからという理由で決めてしまうのは、長期で考えた時、我が家の場合はデメリットの方が大きかったのです。

各家庭によって色々な条件が違うので正解なんてものはありませんが、夫婦や子ども達に関わる人たちをしっかり話し合って、納得のいく病院選びができるといいですね。